Singles 1990-1993

THE BLUE HEARTS Singles 1990-1993歌詞
1.情熱の薔薇

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

永遠なのか本当か 時の流れは続くのか
いつまで経っても変わらない そんな物あるだろうか
見てきた物や聞いた事 今まで覚えた全部
でたらめだったら面白い そんな気持ちわかるでしょう

答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやって来る 心のずっと奥の方

なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ
なるべくいっぱい集めよう そんな気持ち分かるでしょう

答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやって来る 心のずっと奥の方

情熱の真っ赤な薔薇を 胸に咲かせよう
花瓶に水をあげましょう 心のずっと奥の方


2.鉄砲


3.首つり台から

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

うまれた時に迷いはじめた
地図も磁石も信じちゃないさ
帰り道なんか覚えちゃないさ
どこへ行くのかどこへ行くのか

お金のために苦しまないで
歴史に残る風来坊なるよ
前しか見えない目玉をつけて
どこへ行くのかどこへ行くのか

眠れない街犯罪だらけ
口笛吹こうね
最高のクライマックス

首つり台からうたってあげる
首つり台から笑ってみせる

確かなものは欲望だけさ
100パーセントの確率なのさ
死んだら地獄へ落として欲しい
どこへ行くのかどこへ行くのか

100万ドルの賞金首だ
つかまえておくれ
最高のラストシーンは
首つり台からうたってあげる
首つり台から笑ってみせる
首つり台から首つり台から


4.シンデレラ(灰の中から)

作詞:河口純之助
作曲:河口純之助

流れる雲よ 思い出よ
時は過ぎ去って行く
ふるえる心のまんなかに
おかしなぼくがいる

シンデレラ シンデレラ
ここにずっと居たくてもいられない
シンデレラ シンデレラ
口に出せないことが多すぎて
素直になれやしない

シンデレラ シンデレラ
涙流したあの日がよみがえる
シンデレラ シンデレラ
今じゃ失うものが多すぎて
素直になれやしない

きれいなドレスが気になると
気持ちは踊れない
ガラスの靴は冷たくて
まともに歩けない

裸足のままじゃ傷ついて
どこにも行かれない
ガラスの靴は冷たくて
まともに歩けない

涙はそのうち乾くでしょう
痛みはとれるでしょう
心配してもかわらない
それならはじめましょう

シンデレラ シンデレラ
ここにずっと居たくてもいられない
シンデレラ シンデレラ
口に出せないことが多すぎて
素直になれやしない


5.あの娘にタッチ

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

恋の呪文を使って
あの娘にタッチ
天使の様な娘だって
あの娘にタッチ
WONDER WONDER WONDER
不思議な心
タイコとラッパ ファンファ-レ

初めてだった
あの娘にタッチ
初恋だった
あの娘にタッチ
世界中の時計の針を
止めてしまった プロポ-ズ

エジプトのピラミッド それよりも謎めいて
U・F・O の秘密基地 それよりも怪しくて

空を飛んで
あの娘にタッチ
海にもぐって
あの娘にタッチ
DANGER DANGER DANGER
危ないデ-ト
越えてしまった境界線


6.わーわー~Live Version~

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

わーわーわおわお
わーわーわおわお

ポートアーサーで生まれた
あの女の歌を聞いた
ハリウッドで死んでいった
あの女の歌を聞いた

むき出しの100万ボルト
風に揺れるタンポポだ

わーわーわーわー
わーわーわーわーわー!


7.TOO MUCH PAIN

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

はみだし者達の遠い夏の伝説が
廃車置場で錆びついてらあ
灰色の夜明けをただ黙って駆け抜けて
あなたに会いに行けたらなあ

思い出す月明かりに濡れた
人気のない操車場で
それぞれの痛みを抱いたまま
僕等必死でわかりあおうとしてた
歯軋りをしながら

あなたの言葉がまるで旋律のように
頭の中で鳴っている TOO MUCH PAIN

つめこまれてきたね意味のないガラクタだけ
情熱を感傷に置きかえ
思い出によりかかるあなたを見たくはないよ
打ちのめされた横顔を

忘れないあなたの白い肩
触れたらもう崩れそうな
今だけさ明日はわからない
そして風が言葉もなく吹き抜けた
僕等の手の中を
あなたの唇動くスローモーションで
僕は耳をふさいでる TOO MUCH PAIN

もう一度 まだまにあうはずさ
まだ今なら遅くない
もう二度と戻る事はないよ
僕はまた一歩踏み出そうとしてる
少しこわいけれど

あなたの言葉は遠くもう聞きとれない
何かがはじけ飛び散った TOO MUCH PAIN


8.泣かないで恋人よ

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

遅すぎる事なんて 本当は
一つもありはしないのだ
何するにせよ 思った時が
きっとふさわしい時

チッポケなウソついた夜には
自分がとてもチッポケな奴
ドデカイ ウソをつきとおすなら
それは本当になる

泣かないで 恋人よ
何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ
どうにかなるようになる

あきらめきれぬ事があるなら
あきらめきれぬとあきらめる
あきらめきれぬ事があるなら
それはきっといい事だ

泣かないで 恋人よ
何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ
どうなかなるようになる


9.夢

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

あれも欲しい これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しい
俺には夢がある 両手じゃ抱えきれない
俺には夢がある ドキドキするような
家から遠く離れても
なんとかやっていける
暗い夜に一人でも 夢見心地でいるよ

たてまえでも本音でも
本気でも うそっぱちでも
限られた時間のなかで
借りものの時間のなかで
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

あれもしたい これもしたい
もっとしたい もっともっとしたい
俺には夢がある 毎晩育ててる
俺には夢がある 時々びびってる
何だかんだ言われたって
いい気になってるんだ
夢がかなう その日まで
夢見心地でいるよ

たてまえでも本音でも
本気でも うそっぱちでも
限られた時間のなかで
借りものの時間のなかで
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ

あれも欲しい これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しい
あれもしたい これもしたい
もっとしたい もっともっとしたい

あれも欲しい これも欲しい
もっと欲しい もっともっと欲しい
あれもしたい これもしたい
もっとしたい もっともっとしたい


10.皆殺しのメロディ~Live Version~

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

我々人類は バカ
過去・現在・未来 バカ
正義はあったのか バカ
正義は勝ったのか バカ
くり返し くり返し くり返し うたう

皆殺しのメロディが 切り裂きジャックを呼んでいる
マシンガンのリズムだぜ 皆殺しのメロディだ

TVが待ってるぜ バカ
ラジオが待ってるぜ バカ
新聞紙が舞ってるぜ バカ
彼女も待ってるぜ バカ
くり返し くり返し くり返し うたう

皆殺しのメロディが 切り裂きジャックを呼んでいる
マシンガンのリズムだぜ 皆殺しのメロディだ

夜の闇に悲鳴をあげた少年が今
狼になる なる なる


11.東京ゾンビ(ロシアンルーレット)~Live Version~

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

東京ゾンビ 東京ゾンビ 東京ロシアンルーレット
東京ゾンビ 東京ゾンビ 東京ロシアンルーレット

さあどうだ かけないか
死にたかねえけど死ぬかもよ
ビッグなチャンスはいらないか
死にたかねえけど死ぬかもよ

ロシアンルーレット ロシアンルーレット

一から十まで偶然だ
日が昇るのも偶然だ

東京ゾンビ 東京ゾンビ 東京ロシアンルーレット
東京ゾンビ 東京ゾンビ 東京ロシアンルーレット

はたして弾丸は弾そうに
死にたかねえけど死ぬかもよ
はたして黄金はこの街に
死にたかねえけど死ぬかもよ

ロシアンルーレット ロシアンルーレット

一から十まで偶然だ
夜が暗いのも偶然だ

東京ゾンビ 東京ゾンビ 東京ロシアンルーレット
東京ゾンビ 東京ゾンビ 東京ロシアンルーレット


12.旅人

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

プルトニウムの風に Oh 吹かれてゆこう

桜のトンネルや悪魔の通り道
川を渡ったり山に登ったり
あらゆる探検やあらゆる冒険の
登場人物に憧れて
旅人よ 後ろには
出来たばかりの道がある

導火線に火がついたのは
いつだったろうか
中学生の頃か生まれる前か
爆発寸前の火薬のような
レコードが好きだった
旅人よ 傾いたこの世界から
転げ落ちそう

プルトニウムの風に Oh 吹かれてゆこう
プルトニウムの風に Oh 吹かれてゆこう

世界のてっぺんに辿り着けるぜ
アイデアたっぷり やり方バッチリ
強烈なインパクト第一印象で
みんな幸せになっちゃうような
旅人よ 計画通りにいかないことが
たくさんある
プルトニウムの風に Oh 吹かれてゆこう


13.台風

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

台風が来る 景色が変わる
台風が来る 記録破りだ

気象衛星「ひまわり」でさえ
観測すらもできないやつだ
古い大木も倒され
根こそぎ飛ばされてしまう

台風が来る ものすごいやつ
台風が来る 記録破りだ

泥棒よりも速い逃げ足
強盗よりも強引なやつ
情報やデマが飛び交う
声のでかい奴が笑う

台風が来る 景色が変わる
台風が来る 記録破りだ

台風が来る ものすごいやつ
台風が来る 記録破りだ


14.1000のバイオリン

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい

夜の扉を開けて行こう
支配者達はイビキをかいてる
何度でも夏の匂いを嗅ごう
危ない橋を渡って来たんだ
夜の金網をくぐり抜け
今しか見る事が出来ないものや
ハックルベリーに会いに行く
台無しにした昨日は帳消しだ

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい

揺篭から墓場まで
馬鹿野郎がついて回る
1000のバイオリンが響く
道なき道をブッ飛ばす
誰かに金を貸してた気がする
そんなことはもうどうでもいいのだ
思い出は熱いトタン屋根の上
アイスクリームみたいに溶けてった

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい


15.俺は俺の死を死にたい~Alternative Version~

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

誰かの無知や偏見で
俺は死にたくはないんだ
誰かの傲慢のせいで
俺は死にたくはないんだ

俺は俺の死を死にたい
俺は俺の死を死にたい

車輪の下で苦しむより
長い靴下を履いてる
ピッピと遊びに行きたいな
ほら男爵も誘おうか?

俺は俺の死を死にたい
俺は俺の死を死にたい

※豚の安心を買うより
狼の不安を背負う
世界の首根っこ押さえ
ギターでぶん殴ってやる※

俺は俺の死を死にたい

寝たきりのジジイになって
変なくだをぶちこまれて
気力も萎えきっちまったら
無理して生き延びたくはない

俺は俺の死を死にたい
俺は俺の死を死にたい

(※くり返し)

いつか俺はジジイになる
時間は立ち止まりはしない
いつか俺はジジイになる
時間は立ち止まりはしない
時間は立ち止まりはしない
時間は立ち止まりはしない


16.1001のバイオリン

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい

夜の扉を開けて行こう
支配者達はイビキをかいてる
何度でも夏の匂いを嗅ごう
危ない橋を渡って来たんだ
夜の金網をくぐり抜け
今しか見る事が出来ないものや
ハックルベリーに会いに行く
台無しにした昨日は帳消しだ

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい

揺篭から墓場まで
馬鹿野郎がついて回る
1000のバイオリンが響く
道なき道をブッ飛ばす
誰かに金を貸してた気がする
そんなことはもうどうでもいいのだ
思い出は熱いトタン屋根の上
アイスクリームみたいに溶けてった

ヒマラヤほどの消しゴムひとつ
楽しい事をたくさんしたい
ミサイルほどのペンを片手に
おもしろい事をたくさんしたい


17.パーティー

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

僕のSOSが君に届かない
交差点は今スクランブルの
暗号文で埋め尽くされた

パーティー パーティー パーティー
にぎやかなパーティー

パーティー パーティー パーティー
にぎやかなパーティー

白く雪のように舞い落ちるもの
喫茶店で見た生クリームか
ヨーグルトならば積もればいいのに

パーティー パーティー パーティー
にぎやかなパーティー

パーティー パーティー パーティー
にぎやかなパーティー

本当は大きな声で聞いて欲しいのに
溜め息だとか舌打ちだとか
ひとりごとの中に隠してる

パーティー パーティー パーティー
にぎやかなパーティー

パーティー パーティー パーティー
にぎやかなパーティー

いつかいつでもいいから強い風ならば
僕をかかえて吹き飛ばしてよ
できれば南の方へ

パーパパパパパ
パーパパパパパパ
パーパパパパパ パ…


18.チャンス

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

空前絶後 前人未到
そんな風な生き方は楽しいだろう
魚になって泳いで行こう
あの娘も魚になったなら楽しいな

誰の上にも雨は降るけど
時々そしらぬ顔をして
チャンスも降ってくる

西日の射すドライブインで
冷えたビール飲みながら話をしよう
アメリカにいるあいつのことや
イタリアあたり旅してるあいつのこと

誰の上にも雨は降るけど
時々そしらぬ顔をして
チャンスも降ってくる

今日しか吹かない風に吹かれ
明日はどこへ行こうかな楽しいな


19.夕暮れ

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

はっきりさせなくてもいい
あやふやなまんまでいい
僕達はなんなとなく幸せになるんだ

何年たってもいい 遠く離れてもいい
独りぼっちじゃないぜウィンクするぜ

夕暮れが僕のドアをノックする頃に
あなたを「ギュッ」と抱きたくなってる

幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
僕達ははっきりと生きてるんだ

夕焼け空は赤い 炎のように赤い
この星の半分を真っ赤に染めた

それよりももっと赤い血が
体中を流れてるんだぜ

夕暮れが僕のドアをノックする頃に
あなたを「ギュッ」と抱きたくなってる

幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
僕達ははっきりと生きてるんだ

夕焼け空は赤い 炎のように赤い
この星の半分を真っ赤に染めた

それよりももっと赤い血が
体中を流れてるんだぜ
体中を流れてるんだぜ
体中を流れてるんだぜ


20.すてごま~Live Version~

作詞:甲本ヒロト
作曲:甲本ヒロト

おろしたての戦車でブッ飛ばしてみたい
おろしたての戦車でブッ放してみたい
何か理由がなければ 正義の味方にゃなれない
誰かの敵討ちをして カッコ良くやりたいから

君 ちょっと行ってくれないか
すてごまになってくれないか
いざこざにまきこまれて
泣いてくれないか

あの娘に俺が何をやったのかなんて
覚えてるはずがないだろ 俺はやってない
何かきっかけさえあれば 次は俺の順番だ
今度こそやってみせる
やってやってやりまくるんだ

潜水艦も持ってる 魚雷も積んでる
戦闘機も持ってる 燃料はいつも
満タンにしておいてある
いつでも飛び立てるように
すべてを焼きつくすほどの爆弾が出番を待ってるぜ

君 ちょっと行ってくれないか
すてごまになってくれないか
いざこざにまきこまれて
死んでくれないか


21.夜の盗賊団

作詞:真島昌利
作曲:真島昌利

プラネタリウムみたいな 満天の星空の下
レンタカーで走りながら 流れ星をたくさん見たよ

今夜 多分雨は大丈夫だろう
今夜 5月の風のビールを飲みにいこう

防砂林の向こう側 花火が闇を照らしだす
カーラジオがしゃべっている 低気圧がでしゃばっている

今夜 多分雨は大丈夫だろう
今夜 5月の風のビールを飲みにいこう

とりたての免許で 僕等は笑ってる
夜の盗賊団 たくさん秘密を分け合おう

夜光虫が光ってる 可能性は輝いてる
誰かが忘れて帰った サンオイルがこぼれている

今夜 多分雨は大丈夫だろう
今夜 5月の風のビールを飲みにいこう